意味わからん父の話②
蜜乃です。
今日（7/27）6時半前に起きて、自分でも覚えてないけど7時ごろには勉強机の椅子に座って机とは反対を向きながらスマホをいじってました。
7時ぴったり
コンコン
ノックされました。
このノックは父です。
うちの家は父以外ノックしないからです。
「はーい？」
「（本名）ちゃん（本名）ちゃん…」
「なに？どうした？」
「金魚ちゃんが水槽から飛び出して死んでしまったんです…」
「あーあるよね」
「そうなんだ…」
父はけっこうかなしんでいました。
父は全然泣かないし、母の出産にも無関心だったし、兄や姉が小さい頃喘息などで大変な時も他人事のようにサッサと寝てしまうだとか、心のない人だとよく言われているので少し驚きました。
そのまま父は出て行こうとしたので、私は付いて行き父の部屋の金魚の様子を見に行きました。
あ、この金魚は一昨年に突然父が母達に内緒で飼い始めた金魚で、3匹居ます。
（まあ私が母とかに
「パパが金魚飼い始めたんだよー！」
「あっそれ内緒だった…」
「え」
と言った感じでバレたんですけど）
私が小学生の時にお祭りでとった金魚を飼おうとした時に、水槽やブクブク（正式名称わからん）とか父が買ったんですけど、ブクブクがデカすぎて威力強すぎて金魚5匹くらい全滅したというのがあるので、母も姉も「また自分の力量に目を向けずにやってんのか…」という感じでした。
でも意外に続いてますよね、3年って
ブクブクがデカすぎたとか母と姉から非難浴びてたからそうだと思ったけど、今考えたらお祭りの金魚って寿命短いっていうから寿命だったのかもしれない
「結構ショック…」
「3年も可愛がったしね」
「うーん…なんか喪失感」
と言いながら階段を降りて仕事に行きました。
あ、父の金魚見ます？
ていうか見せたいのは父の金魚がいる縁側なんですけど
見たいですよね？？
……
座布団のシミが汚いのでモザイクかけました
怪しすぎないか？？？？？？？
金魚の水槽に入れるために水道水を置いてるんだと思うんですけど、それが前回の話でクーラー？の水受けに使った2Lペットボトルなんです。いや大好きか
しかもなんか壺買うんですね父
私にだけ自慢してくるんですけど
「（本名）ちゃん、見てください」
「なんですか」
「ここの丸みを帯びた感じが素敵でしょ？」
「そうだね（適当）」
と言った感じで。
それが並んでます。
怪しい宗教にでも買わされてんのかと思うほどに。
でも、スーパーかリサイクルショップかどこかにあるやっすい陶器買ってきてるんですよね多分。
父の話は、こういう根っからの変人なことから人間の心がない話や物を投げてくる話まで、小さい頃から友達などに話すネタに時々してたので、ブログをやり始めた身としては書けるので良いですね。これを読んでるフォロワーさんの私に対する見る目が変わったらと思うと少し怖いけど
ちなみにそのあとすぐ、これもネタになると思って書き出し始めて7:30頃、私は魚の数え方が1匹2匹で合ってるのか唐突に不安になり下に降りて母（漁師の娘）に聞きに行きました。
「ねえ魚の数え方ってなんだっけ、あ、おはよう」
「おはよう、魚は…1匹2匹、でもイカは一杯二杯」
「なんで？」
「わかんない」
「パパが飼ってる金魚、飛び出して死んじゃったんだって」
「ああ朝から騒いでるやつね」
「悲しんでて意外だった」
「違うよあれ」
「？」
「生き物だから悲しんでるとかじゃなくて、大事にしてるものだから悲しんでるから食器が壊れてショックって思うのと同じ感情だよあれ」
「その違い難しくてわかんない…」
「はは笑」
私は微妙な気持ちになりながらダノンヨーグルトとフルグラを食べました。
美味しい
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