カストラートとシナモンメルツ
こんにちは、日野です
シナモンメルツって知ってます?マックのデザートなんですけど、一時期無くなってたメニューで、この復活は待望だったらしいですよ
私もこれ一回食べたことがあるのですが、死ぬほどうまいんですよ
でもカロリーお化けみたいな見た目なんで若干脳内で会議がおきますが、皆さん食べましょう、美味しいので
ところで!!みんなに聞いて欲しい話が!
いやぁ、カストラートってご存知ですか?急な話題転換
カストラートとは
ニコニコ大百科より引用
なんで!!??
それは声変わり前の高い声を保つために、男性ホルモンの分泌を抑制するから...
教会では女性は声を発してはいけなかったらしいので男性でなおかつソプラノを歌える歌手が欲しかったんですね
倫理的にアウトなことを今までやってきた ということは歴史においてごまんとありますが戦争とかだってそうじゃん、今もやってる国あるけど
芸術分野となるとさらに闇が深そうですね
wikiを読んでみる...
カストラートを育成したのはイタリアの音楽院であった。それらの多くは孤児院を母体としており、そこでの学生の生活は厳しかったようで、狭い宿舎に押し込まれ、食事はサラダとチーズだけ等と食事も十分とは言えなかったらしい。
カストラート候補生は他の音楽学生よりは優遇されていたそうだが、虐めがあったらしく脱走率が高かった。
カストラート候補生は学生時代から様々なアルバイトをさせられていたが、その中でも著名だったのが両性具有者とみなされて天使の役として子供の葬儀で歌を歌う「少天使」であった。他にも歌を歌う様々な仕事をさせられており、時代が下るにつれ音楽学校は収入源としてこれらの仕事を増やしていった
ちょっと調べただけなので一概に言い得ないけれど、なかなか劣悪な環境下にあったカストラートたちもいたらしいですね
それにしても両性具有者として天使の役を務めるって...なんとまあいかにも音楽史のタブーというか黒の側面というか...
手術の時は、ミルク風呂に入れてふやけさせて取ったらしい。え?
そのカストラートの歌声は官能的で多くの人を虜にさせたんだってよ、普通じゃありえん!ってことを本能が感じ取るのでしょうか
ちなみにナポレオンが全土に去勢の禁止を働きかけた結果全体の道徳心が変化していったんだとか。そしてだんだんカストラートが疎外されていった...
そしてその結果不景気もあって衰退していったそうです。
最後は教会しか居場所がなかった彼らですが、ついに永久追放命令が出て、教会からさることになった...
なんてこった!!!!!!こんなことがあっていいのかよ...!
こういう倫理的にアウトな歴史は調べてみると案外面白いもんですね、教養にもなりますし...というオチのないお話。